カーディーラーのタイヤのゴム臭が気になる、そんな時の対策

カーディーラーのタイヤのゴム臭が気になる、そんな時の意外過ぎるのに効果抜群な対策

 

カーディーラーのショウルームで課題となるポイントに「タイヤのゴム臭」があり、苦手だなあって思うお客様もいらっしゃるようなのでここでは対策をお伝えします。

 

一番消臭の力がある中和消臭はディーラーだけでなく他業種でも応用できますのでお店独特な臭いが気になる方は参考にしてください。

 

 

 

 

まずは、タイヤのゴム臭についてカンタンにおさらい

 

タイヤのゴム臭の原因は製造行程で使われている以下のような物質と考えられています。

 

  • 硫黄化合物
  • アルデヒド
  • 脂肪酸

 

なかなか強烈なにおいのラインナップだなあってイメージできますが、タイヤのゴム臭が苦手なお客様も当然いらっしゃるのでちゃんと対策していきたいですよね。

 

それではさっそくカーディーラーのゴム臭対策をお伝えしていきます。お店の広さなどを考慮して一番お店に合った消臭方法を考えてみてください。

 

 

 

あなたならどの消臭方法を選ぶ?タイヤ臭の消し方いろいろ

 

カーディーラーのような店舗で「タイヤ臭」のようなお店や業種固有の臭いがする場合に、現実的な消臭方法の候補は以下4つ考えられます。

 

  1. 天然成分による中和消臭
  2. 炭などによる物理的な消臭
  3. クエン酸スプレーによる消臭
  4. 合成香料などによる感覚的な消臭

 

 

中和消臭:天然成分による消臭方法

おすすめ度:★★★★★+α

 

植物から採れる精油成分(アロマ)はちょっと異例中の異例で、以下3つの効果が揃って発揮される中和消臭という切り口で消臭効果を発揮します。
特にタイヤ臭で挙げられる硫黄化合物への消臭効果が高いので、ディーラーさんにとっては願ったりな結果が得られやすいです。

 

 

 

精油成分の中和消臭

 

化学反応

天然成分が悪臭と接触して化学反応を起こすことで無臭化。この反応では悪臭そのものの成分は全く別な成分に変化します。

 

相殺効果

悪臭と天然成分が同居することで、悪臭が薄くなったりなくなったり。天然成分があることで悪臭が帳消しになるようなイメージ。

 

変調効果

化学反応や相殺効果が効いたあとの空間をさわやかにする。

 

 

 

 

なんかすごい。。3つの効果があるの?と思いますよね。

 

お客様が点検などで長時間滞在するショウルームで、天然成分で化学反応が起こるのは、かなり理想的だと思います。
お客様でもよくわからない何を使われているのかわからないような消臭剤で空間に長時間居たとわかったらなんだか怖くなりますからね。

 

 

 

具体的には、下のような業務用アロマディフューザーを使って中和作用が高い天然成分をショウルームに拡散させてタイヤのゴム臭を消臭をします。

 

 

業務用ディフューザーだから営業時間に合わせてonとoffをくりかえす!

 

中和作用が高い100MLブレンドアロマを贈呈・業務用アロマディフューザーココチアロマ

 

 

 

 

 

 

 

弊社では長い間カーディーラー様とのお取引の中で臭い対策を担当させていただきました。
天然香料でも、男性顧客が違和感を持たないような消臭力がある香りを活用し、「ゴム臭がしない『ほぼ』無臭のショウルーム」をつくりだすノウハウが蓄積しています。

 

 

 

 

香りに明るくない男性であってもさわやかな天然の香りに違和感を持つ男性はいませんし、キツイ合成香料に対する恥ずかしさを感じてしまうようなケースもないのです。

 

 

 

ここでお伝えする消臭方法の中で一番効果的なのがメリットではありますが、後述の格安な合成香料と比べると割高に感じられるケースはあります。

 

 

お問い合わせなどは下記よりご連絡ください。

 

 

 

 

 

物理的な消臭方法:炭などの無数の穴があいたツールで臭いを吸着!

おすすめ度:★★★

 

消臭の物理的な方法は、炭やシリカゲルのように「無数の小さな穴が空いたツール」で臭いを吸着させるといったやり方です。

 

無数の小さな穴ににおいを吸着させるので、「臭いを減弱させる」というのが正確なイメージでしょうか。

 

ただ、小さな空間ならまだしもディーラーのような大きな商空間で「炭だけでタイヤ臭を消すのは実質無理」です。タイヤの保管倉庫などではこうした物理的消臭方法でもよさそうです。

 

 

 

クエン酸による消臭方法


おすすめ度:★★★

 

クエン酸スプレーによる消臭がよく知られていますよね。例えば「靴に使われているゴムの臭いがなんとかならないか」、などといった用途に上のようなクエン酸スプレーが重宝されるようです。

 

 

クエン酸による消臭方法は化学的な消臭に該当しますが、以下ようにデメリットもありますのでご注意です。

 

カーディーラーショウルームのような大きな空間で上のようなスプレーを使ったとしても限界はありますし、タイヤや車本体にクエン酸が沈着して商品価値が下がってしまっては元も子もないので、一押しの対策とも言えません。

 

 

 

感覚的な消臭方法:気を紛らわす

おすすめ度:星なし・付けられません

 

感覚的な消臭方法は、「悪臭よりはいい香りを多く放出させ、嗅覚にその香りをたくさん吸着させ、悪臭をあまり感じさせなくさせる方法」です。
聞こえはかなり悪いですが「気を紛らわす」意味合いの消臭です。

 

感覚的な消臭方法には、マスキング法とペアリング法があります。

 

2つの感覚的な消臭方法
  • マスキング方法:合成香料などを多く放出させて悪臭への感知を鈍らせる手法
  • ペアリング方法:合成香料に悪臭を取り込んで、まだましなにおいだと思わせる手法

 

感覚的な消臭方法では、悪臭そのものはそのまま存在することに変わりはないので、温度・直射日光・室内のこもり具合などで悪臭が強く感じられる可能性はありますので注意です

 

合成香料を活用するので費用がかなり割安で済むのがメリットですが、悪臭そのものは消えていないのでほかの要因でどんな臭いになるか未知な・かなりリスクのある消臭方法と言えます。

 

 

 

タイヤのゴム臭対策にこんなことは絶対にしないで!NG集

 

最後に、2011年から香りの空間演出の施工を手掛けてきた経験から、タイヤのゴム臭対策に「これはお勧めできません」といったNGをお伝えします。

 

これをやってしまうとお客様の印象ががた落ちしてしまって挽回するのが難しくなってしまうのでご注意ください。

 

 

キツイ合成香料をショウルームに流す

 

よくありがちなのはキツイ合成香料をショウルームに漂わせて「ゴム臭をごまかす」といった手法。キツイのでお客様が長時間耐えられません。
定期点検などの長い待ち時間は「ちょっと外出してくるから」と言われ、ショウルームで寛いでもらえないのです。

 

これではスタッフ様と話が弾んだことで展開されるさまざまな新しい商談のチャンスが失われるでしょう。悪いことが数珠つなぎになっていく感じがします。

 

合成香料の場合はきついので、人によっては「服ににおいがついて人前に出れなくなる。恥ずかしい」といった印象を持つ男性が出てくるのは想像できてしまいます。

 

※外資系のメーカーで合成香料を拡散するアロマディフューザーが散見され、このタイプに該当します。

 

 

 

トイレからの臭いを放置する

 

ほか、カーディーラでの臭い対策として「タイヤのゴム臭とトイレからの臭いがショウルームに立ち込めてよくない」といったケースもあります。

 

この場合、トイレをリニューアルするなどの方法がありますが、それでも夏の時期に気温が上がったときに気づけば遅かったといったケースもあるはずです。

 

 

日常の清掃で追いつかない・気づけば遅かった、といったことがないように細心の注意を払いつつ、天然成分の中和消臭を活用してみるのがおすすめです。

 

 

 

オゾン脱臭機

 

オゾン脱臭機は消臭効果があるとして注目されることが多いようですが、カーディーラーではいかがでしょうか。

 

低濃度で使う分には人の体に悪い影響はないと考えられているようですが、0.1ppm(オゾン濃度)超だと眼・鼻・喉などの粘膜を刺激しやすいと言われています。

 

 

 

ほかアマゾンのユーザーコメントでオゾン脱臭機を使った人の口コミなども参考にされてみてください。

 

オゾンってこんな強烈な臭いがするんだと思ってちょっとびっくりした
出典:amazon

 

合成芳香剤が車にしみついたのでオゾン脱臭機を使ってみました。でもオゾンはゴムを痛めるので長い時間は使えないんですよね。
出典:amazon

 

オゾン脱臭機自体、適切に活用すれば安全な消臭ツールではあると思うのですが、上の口コミのように商品価値を減弱してしまうようであれば考えなければいけなさそうですね。

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