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ヒバ・国産アロマ

宮城県太白山のヒバ

ヒノキ科アスナロ属 Thujopsis

 

ここでは国産アロマの中でも比較的なじみのあるヒバについて2点お伝えしています。

  • 室内で活用するとどうか?
  • 調香師としてヒバが生息する現地に訪れて感じる体験

 

ヒバオイルを室内に噴霧して期待できる作用

 

感染症予防・匂い対策

 

ヒバのエッセンシャルオイルについて最も特徴的な点を挙げるとすれば、2%含有されるヒノキチオールです。

 

ヒノキチオールは大腸菌・黄色ブドウ球菌・肺炎桿菌など広い範囲での抗菌作用※1が知られており、感染症が流行る時期に予防のアイテムとして有効活用できます。

 

また脱臭作用にも優れて室内をクリーンにするので、ヒバオイルを室内で利用すると自然な形でにおい対策にもなります。

 

ストレス予防

樹木の精油特有の森林浴の香りとして知られるαピネンなどが含まれており、リラックス作用が期待できるのでストレスケアにも有用です。

 

このようなヒバの作用を意識してビジネスマンのオフに活用すれば、オンタイムは精神的な疲れも残らずパワーが発揮できそうですね。

 

 

ブレンドアロマオイルとしてのヒバ

ヒバ精油の印象は樹木の香りの中ではやや強めで、大量にブレンドすることはありません。

 

しかし森林もいろんな種類の樹木が混在して生息して森林独特な清々しい香りがただようものですので、幣社がブレンドオイルを制作するときにもさまざまな樹木系のアロマをミックスさせるのがほとんど。

 

その中でヒバは森林らしさを感じさせてくれる欠かせないエッセンシャルオイルの位置づけにしています。

 

 

ヒバが生まれる場所

冒頭のヒバは2019年秋宮城県太白山にトレッキングに行った際に画像に残しました。

 

ヒバの葉っぱは触ると肉厚的な感じがしますね。

 

葉の裏のW字型の気孔に結構びっくりしてしまいますが、光合成がものすごく効率よく行われてそうな気がします。

 

ヒバの葉裏

出典:.hana300.com

 

 

ヒバの産地として有名なのが青森。青森ヒバは別名ヒノキアスナロとよばれており、香りを嗅ぐとひときわフレッシュに感じられる気がします。

 

 

※1 1993年青森県工業試験

 

 

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