携香女 マグダラマリア

先日から

クリムトの絵画に変わって

アトリエに

「携香女」マグダラマリアが登場しました。

弊社の香りの小箱のちょうど上です。

marymagdalen

かつては王だけが香りを塗布されることを許された時代がありましたが、

キリストに香りを捧げたのがマグダラマリアです。

昔々に描かれた

作者不明の名画

「香りが入る小瓶を持つ女性」は

ほぼマグダラマリアを示すことから

携香女 と呼ばれているとか。


回心シーンを表すこのマグダラマリアの絵にも香りの小瓶が描かれています。

いや、小瓶と言うよりは聖杯かもしれません。

よく、イエスの子を宿した人物であることが指摘されるのは

聖杯が子宮の暗喩と言われるためです。

 

実際彼女がキリストの死の直前に捧げた香りである

スパイクナードは、

地味な印象で、

想像される一般的なアロマの香りとはかけ離れています。

死の直前に捧げられたスパイクナードは300ml、

高価過ぎる価格が付く量です。

死を迎えた特別な存在の異性に、

マグダラマリアがこの香りを用意したこと自体、

同性の視点で思うところがあります。

その行為にどれだけ敬愛の念が含まれていたのかと思うと、

このエピソードを思い返すたびに

ちょっと胸が痛む感じがしてなりません。

 

 

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